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平屋建てログハウス

  • 2016年6月6日

 ハンドカットログやマシンカットログといった丸太組み工法ログハウスの場合、日本における建築基準法では

総2階建てが不可となっています。勿論、個別に建物の構造計算を行い、単体で許可を取れば2階建ても建築は

可能です。しかし、そのためには時間と費用がかさむことから、事業としてコテージなどを数棟建てるならまだ

しも、住居として1棟だけをたてるには、施主にとって言わば余分な負担となります。従って、日本における

丸太組み工法ログハウスの多くが、1階部分までの壁を丸太で組んで空間をつくり、2階は屋根を急勾配にして

屋根裏空間を利用するといった建物が多いわけです。

 そんな中、近年完全な平屋建てが増えています。これは、敷地面積の狭い都心部に集中して住居を求めた時代

から、土地の広いローカル地にて生活を始める人が増えたことや、核家族や少子化によって必要な部屋数が減っ

てきたこと、高齢化社会となった日本の住居に2階は必要ないという考えが広まりつつあるのではないかと思い

ます。

 実際、弊社への依頼も増えており、もし将来必要になれば建て増しすることを前提に、可変性能の高い純平屋

建てを私もいくつかご提案しています。

 いつからか、家族人数の分だけ部屋数が必要という考えが定着していましたが、最低限必要な部屋があり、寝

るときは家族皆が川の字になって寝る。そんな日本古来の考え方も、家族が仲良く暮らすには良いかもしれませ

んね。昭和の時代のように。

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