ログハウスの種類

ログハウスの種類Log House Type

一言にログハウスといっても、使用する樹種や工法には様々な種類があります。それらの組み合わせにより、完成する木の家・ログハウスも様々です。木材の性質、木肌、色合い、建物を形成する主要構造材の組み方や、それら素材の魅せ方によってはそのカタチは世界に二つとないオリジナルの外観と空間を生みだします。
さて、あなたはどういった樹種の木を、どういった加工方法によって、どのような木の家・ログハウスを建てますか?

ログハウスの種類

木(ログ)の種類

ログハウスで使用する木(ログ)には用途や性能、色合いの違いで様々なものがあります。
ここでは代表的なログをいくつかご紹介します。

  • ヒノキ

    分類:ヒノキ科ヒノキ属

    産地:日本

    特徴:特徴:滑らかな木肌、緻密で美しい木目、防虫・ヒーリング効果のある芳香など、優れた性質をもつ。風呂の材として知られるように耐水性・耐久性も極めて高く、古くより寺社仏閣などに使われてきた。当然、ログ材として最適な木なのだが、産出量が少ない高級材であり、実際の使用例は多くない。

  • スギ

    分類:スギ科スギ属

    産地:日本

    特徴:日本固有の樹種で、独特の芳香を放つ。生長は早く、直径2mという巨木にまで生長するものもある。幹がまっすぐ育つため、構造材には最適で、国産ログ材の代表的存在となっている。戦後の日本各地で植林が行われたが、安価な外材の流入により、山荒れが深刻になってしまっている場所も多い。

  • ダグラスファー

    分類:マツ科トガサワラ属

    産地:北米

    特徴:北米大陸の西部に広く群生しており、ハンドカットのログ材としては最もポピュラーな樹種。流通量が多く、品質は安定しているとされている。和名は米マツだが、これは日本のマツに質感が似ていることからついた名前で、実際はトガサワラ属。高さ100m、直径180cm以上にまで生長する。

  • ウェスタンレッドシダー

    分類:ヒノキ科ネズコ属

    産地:北米・ヨーロッパ・オセアニア

    特徴:発育が遅く樹齢も長いため、間隔が密で 美しい年輪が刻まれる。北米では最も耐久性に優れる樹種とされ、デッキ材や屋根材として、 よく使われている。辺材は白色、芯材は赤褐色で 辺材の割合は少ない。防虫効果がある独特の芳香を放つ。収縮率が低く、ログハウス完成後の狂いも少ないとされている。

  • スプルース

    分類:マツ科トウヒ属

    産地:北米

    特徴:北はアラスカから、南はカリフォルニア北部までが産地。日本では米トウヒといわれる。大口径の材が多く、直径60cmを超えるものも珍しくない。やわらかく加工はしやすいが、強度や耐久性はやや低いとされる。流通量が多くて価格も低め。色が美しく、日本では建具、ドアなどによく使われている。

  • フィンランドパイン

    分類:マツ科マツ属

    産地:ヨーロッパ全域

    特徴:ヨーロッパ全域、中央アジア、シベリアにかけて広く分布。特にスウェーデン、フィンランド、ポーランド、ロシアかが主産地。「欧州赤松」とも呼ばれ、日本の赤松によく似た木質をしている。乾燥が容易で乾燥後の材の安定性が良いのが特徴。北欧特有の温度差、湿度差で緻密な年輪を刻みひずみやねじれ、たわみの少ない堅牢さを持っている。

他にも多種多様な木材がありますので、
ご希望の木材がございましたらお気軽にご相談ください。

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建て方の種類

ログハウスの建て方にも様々なものがあります。見た目はもちろん、それぞれに設計の自由度や強度の違いで
独特の特徴を持っています。ここでは代表的な建て方をいくつかご紹介します。

  • POST&BEAM (ポスト&ビーム)

    柱(ポスト)と梁(ビーム)に丸太を使った軸組み工法のログハウス。構造は在来工法と同じですが、ログ材を用いて柱と梁などの構造体を意匠的に見せる仕上げですので、デザイン的に在来構法と違った仕上がりとなります。丸太組構法のログハウスと比べて、設計の自由度が高く、開放感のある住空間を実現できるのが魅力となっております。ちなみに、弊社で建てさせて頂いている構法は、こちらのポスト&ビームを主体にしております。

  • TIMBERFRAME (ティンパーフレーム)

    英国を発祥とする角材を使用した建物。

    日本の伝統的な軸組工法やポスト&ビーム工法との違いは、構造材に大径木の角材を使用する点と、曲線美をもたせた方杖や火打ち梁も構造化粧材として魅せるところが特徴です。

  • WESTERNLOG (ウエスタンログ)
    ダブルテイル・ノッチ

    ログの端を角に挽き、はとの尾のように加工して交差させるノッチ。

    アメリカなどで長い歴史がある加工方法だが、ノッチからエンドが出ない工法のため、日本の法律では、構造耐力上有効な補強を行われなければいけません。

  • FINLANDLOG (フィンランドログ)
    スクエア・ノッチ

    現在では、主にマシンカットの角ログで用いられているノッチ。古くから北欧諸国のログハウスで使われていた加工法で、日本名は鎌欠きといいます。ログ材の上下左右を四角形に欠き込み、ログ同士を重ねると隙間なく納まるような形となります。

  • HUNDCUTLOG (ハンドカットログ)
    サドル・ノッチ

    現在、ハンドカット・ログで最も多く用いられています。所下段のログの上部に、スカーフと呼ばれる馬の背(サドル)状のカットを入れる。

    スカーフが上段のログのノッチにクサビのように食い込む頑丈な加工方法です。

  • MACHINECUTLOG (マシンカットログ)
    ラウンド・ノッチ

    ログの下部に、下の丸太の形を、そのまま写し取り半円形に刻んで重なるノッチ。最もシンプルな形状で、ノッチの原点といわれる。細いログを使う場合でも、スカーフを削らないので木の強度を落とさずに加工できる。